Videographer of Gagaku.Also videography of Japanese traditional dance.


2017年7月4日火曜日

超満員の雅楽演奏会


【2018年3月15日更新】
今年は超満員の雅楽演奏会となりました。私が初めて雅楽に出会ったのは1988年であり、同年、オーストラリア公演の同行撮影という素晴らしいご縁をいただきました。そして、2年後の1990年にはニューヨーク公演にも連れていってもらいました。もし、バブルがはじけていなかったらスペインも予定していたそうです。しかし、余談ですが、同じクライアントでもあることから、1989年には、旧西ドイツ、そう、ベルリンの壁が崩壊した年に、西ドイツの主な都市をめぐる企業VPでもお世話になりましたので、良い思い出がいっぱいです。さて、雅楽の話にもどりますが、ご縁が広がれば活躍させていただく自信がありますが、如何せん、雅楽人口が少なく平均年齢が高く、コミュニケーションツールが電話のみの方が多く、こちらの情熱や想いが中々伝わりにくい状況です。しかし、雅楽は以前から異文化体験とし外国人には関心を示していただいているようです。また、近頃、大阪に外国人の観光客が増えてきているとお聞きしました。また、雅楽ブームが起きれば良いですね。

2015年7月24日金曜日

雅楽10周年の撮影ノウハウ

雅楽は音楽がメインであり、特に太鼓奏者は映らないことが多い。 しかし、雅楽には舞楽がある。だから、映像にもこだわりたい。 会場は、普通の文化会館のように客席が固定で傾斜がある方が良いし、お客様にとっても良く見えるようになります。 音はもちろんステレオで欲しい。出来れば右方・左方に独立したマイクを仕込んで欲しい。 そして、謡(うたい)や笙などの低い音を持ちあげるマイクも仕込んで欲しい。 カメラ1台ではどうしても客席最後部座席センターに置くため太鼓奏者は絶対に映らない。 なので、複数カメラによる予算が欲しい。そして、撮影機材が多くなるため十分な撤収時間を設けて欲しい。 そんなことから、凹のような客席がベストだと思う。また、このようなホールで他の撮影をしています。 そんな中、動画デジカメ3台によるマルチカム撮影が可能になりました。 これによりローコスト&ハイクオリティーが実現しております。 但し、十分な編集時間(日数)を頂きたいですね。

【提案】
 一般的な文化会館のホールを平日に利用すると安く借りられます。そして、客席には関係者だけでお客様はいません。なので、中断してやり直すことも可能です。それをビデオ収録すれば最高の動画作品になります。いわゆる、テレビ局のスタジオ収録がこれにあたります。なので、雅楽会様もDVD販売をお考えであれば、テレビ局のスタジオ収録方式にすれば良いかと思います。ちなみに、郊外のホールでは、駐車場も広く無料のところが多いです。しかも、土日でも空いてる事が多いです。まわりも静かですし収録にはもってこいです。

【実例】
 ヴァイオリンのソロ演奏ですが、平日の夜に小ホールを借り、ビデオ収録が目的のソロ演奏を撮影いたしました。失敗してもやり直しができ、演奏者もすごく満足されておりました。ものは考えようですね。当方も演奏者に近づくことができ、マイクも近づけ良いことづくめでした。

2015年7月22日水曜日

雅楽のアーカイブ映像を考える

 今、お世話になっている雅楽会様は、今年で10年目になりました。一般的な映像表現とは、寄りがあり引きがある映像で構成されます。

 しかし、小規模な雅楽演奏会では、プロに依頼していないのか舞台幅サイズの固定映像が多いみたいです。雅楽に関わらず演奏会は、音がメインで映像は付録とお考えなのでしょうか?

 しかし、雅楽には管絃だけでなく舞楽がありますね。ならば、日本舞踊と同じで舞人をルーズ全身サイズで撮りたいものです。勿論、舞人・打ち物・管方で構成されており、舞人が登場する前や退場した場合は、打ち物・管方に寄りたいものです。そこで、雅楽会の皆様とも親しいくなり、本音の映像表現をお聞きすると、やはり全身サイズより寄って欲しくないそうだ。

 また、4人舞でも、「常に4人を映してくれ」とも言われました。そう考えると宮内庁の雅楽映像が、全てではないが寄りが多すぎるように思う。そして、真の雅楽アーカイブ映像として考えると、当方が撮影している撮影手法こそ本物の映像表現だと確信いたしました。

 後、何年お世話になれるか分かりませんが、死ぬまで雅楽の撮影に携わりたいと思っております。

2015年2月24日火曜日

太鼓演奏のビデオ撮影

 感動して涙が出て来ました。オペラグラスがあるように、客席から肉眼で観るだけではなく、観客はアップで観たいものですね。ただ映すだけではない。「魂」を撮っているのだ。太鼓演奏は、特に「大和魂」を感じる。リズムに合わせたり、テンポの変化にシンクロし可変速ズームをしているのです。それが、感性に響いて来るのですね。音と映像のチェックをする為、再生していたら思わず涙が出て来ました。

2013年7月19日金曜日

雅楽演奏会のビデオ撮影

【更新2015年3月】
 2014年12月から、メインカメラ1台と同じ型番のサブカメラ3台とで、計4台の構成による撮影が可能になりました。 しかし、撮影手法は、これまでと殆ど変わらない、感性豊かなカメラワークです。

 さて、当方がお世話になっている雅楽演奏会は有料公演です。そして、カメラポジションは消防法の事もあるので、通路からは撮影せず、最後部座席のセンターに三脚を立てて撮影しています。しかし、傾斜の少ない会館では、前のお客様が演奏中に出入りしますとカメラのフレームに入り映像がだいなしになります。なので、VTR台を置いて対策しています。また、有料公演ですので、複数カメラで座席を多く確保するのは申し訳ない気持ちになります。だから、原則1台カメラにこだわるのです。そして、1台カメラだからこそ、簡単には撮影出来ません。そこには、長年の経験と熟練された高度なカメラワークが必要になるのです。次に、雅楽には右方(上手)左方(下手)があり、管絃はセンターに集まりますが、舞楽では管方が左右に分かれ、舞人は前後左右に向きを変えて演技しています。これを、舞人ばかり撮っていては管方が映りません。もっとも奥の管方(太鼓や鞨鼓など)さんは、かろうじて映ります・・・。

 そこで、私は演技の意味を理解しカメラワークにも意味付けをした独自の撮影法を編み出しました。これにより、鑑賞的にも退屈せず、そのカメラークの意味が見えてくるのです。おそらく鑑賞者は「なるほぞっ」とうなずいてくれる事でしょう。そして、TV番組のカメラマン(若い時は私もTV番組のカメラマン)は、寄ったり引いたりし、部位にも寄ったりします。ファン鑑賞用には喜ばれるかも知れませんが、私の場合、千年先まで役に立つような映像アーカイブとして撮影しておりますので、全身サイズ(FF)よりは寄らないのです。これは日本舞踊も同じで寄ってはいけませんね。